馬

2004年12月11日
 
心さえも移ろいゆく この時代に
永遠なんてマヤカシなんだろう
夢と言う名のニンジンをぶら下げられた
俺たちは 哀れな馬なのさ
 
重圧という名のジョッキーを背に乗せて
さあ レースの始まりだ
 
息を切らして 走りぬけ
周りの歓声を背に残し
何故走るのか そう考えながら
ただ 観衆のために 走るんだ
 
 
 
輝かしい未来が待っている
そんな歌もあったっけ
ラジオから 幼稚な叫びが聞こえれば
走る気分も 失せてくる
 
そこの サングラスかけてる若者よ
輝かしい未来が見えるのかい?
 
精を尽くして 走り抜け
第3コーナーも曲がり終え
このまま 俺は負けるのか
そう 考えながら 走るのさ
 
 
誰もが 心に一つくらい病を抱える時代さ
走る意味なんて 考える暇もない
 
 
金を賭けられ 走り抜け
直線に入るが 勝ち目はない
それでも輝かしい未来が見えるなら
俺は何度でも 走るんだ
 
夢見る奴らのために 走るのさ
 
 

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