メモリー

2003年10月16日
 
 
そんな風に いつも冷たい態度
そろそろ 僕たちも潮時かな
携帯電話の不在着信を かけ直さない君も
メールの返事が 一日遅れる僕も
どっちも悪くはないんだろう
  
もしも愛に 賞味期限があるとしたら
僕たちは もう 食中毒気味だって そう思わないかい
 
 
近すぎた 関係にうんざりで
後悔することも あっただろう
お互い様と 思っていても
どうしてかな 君を思い浮かべてしまうんだ
 
 
 
二人とも 一緒に頑張ってきたから
別れの言葉を言う方が 
悪者になってしまう と二人で思っていたけど
指輪を外して 僕に返す君の仕草を見てると
なんだ 案外 平気なんだな 

もしこんな恋愛が 映画化されたとしたら
オカマの姉妹に ボロクソ言われてるだろうね
 
 
深すぎた 関係にこりごりで
泣きたくなったことも あっただろう
その涙に気がつけなかった僕は
無様にも 今も思い出に縛られた 哀れな猿さ
 
 
 
 
君との思いでも いつかは消えていくことだろう
 
その前に 携帯のメモリーを消そうと 思うんだが
 
吹っ切ることは 簡単だけど
 
吹っ切ろうと 決断することが 
 
難しいね
 
 
 
 
上っ面な関係も たくさんで
寂しい思いも させただろう
それでも 僕の机の引き出しには
二人の笑顔が語る 幸せのメモリー
 
 

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