眠り

2003年8月5日
一人でいる寂しさをどうして溶かしていこうか
そればかり考えては アルコールに混ぜて飲み干してしまう
人の情も 愛も 死も
何も 考えるに足りないもののようにも思える

息継ぎをしなければ 溺れてしまう水泳選手のように
泳ぎ続けなければ 死んでしまうマグロのように
心臓は 今日も24時間で働いて
俺は
眠る 眠る 眠る

体が死んでも 心は死なないと 霊媒師は言う
でも そんなことより 世の中で不思議なのは 
体は生きているのに 心が死んでいるということ

幸せをくれと 抗鬱剤をくれと
世界の果てで 愛を叫び
人は朽ち果てていくのだろう。

死を語らず 生を語り
情よりも 愛を語り
過去よりも 未来に目をむけて

そんな人生を歩めるなら


こんな幼稚な詩は書かなくて済むのに....


今日もまた僕は 夢の中で泣き叫ぶのだろう
 
そう想いを抱いて 眠る 眠る 眠る....
 
 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索