2003年8月2日
 
赤く燃ゆる 今宵の月夜
何故 この夏の夜を尚も 凛々と照らすのか
闇夜を闇夜であることを禁ずるが如く 照らすのか
 
たなびく雲の絶え間より 漏れ出づる一筋の月の影
波円を描き 水面にゆれる月の影
 
 
光に照らされ 影がうまれるなら あぁ 月よ
絶望の中には希望があるというのか
 
人は光を知らぬまま
ただ影の中で もがき苦しむことが条理なのか
 
わずか一片の憐憫の情があるなら あぁ 神よ
せめて 私の周りにだけでも 福音を与えたまえ...
 
 

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