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2002年12月26日
 
いつもの帰り道 あの日の君は もういない
繰り返される 君の思い出は
ちょっとした発作みたいだ
かわいい新しい彼女にも 思わず思い出話をしたくなる
そんな引きずる俺なんて ちょっと滑稽だよね
 
 
こんなはずじゃなかったなんて 言いたくないけど
“もしも”なんて 想像してしまう
“だったら”なんて語尾も
単なる諦めの悪い男の愚痴なんだけどさ
それでも もう一度だけ 君に会えた“なら”

 
 
いつもの教室 あの日の仲間達は もういない
浮かんでは消える 青春の思い出は
ちょっとした武勇伝ばかりだ
かわいい新しい彼女にも 思わず自慢したくなる
そんなカッコよかったアイツは 今頃天国でも人気者だろうね
 
 
こんなはずじゃなかったなんて 言いたくないけど
“もしも”なんて考えてしまう
“だったら”なんて語尾も
単なる弱い男の泣き言なんだけどさ
それでも もう一度だけ あいつと話せた“なら”
 
 
 
人間はお話が好きらしい
ありえない想像をしては 傷ついていく
それでも「現実を見ろ」なんて言ってても
見るべき現実も また空想なんだ
「現実」は単なる言葉
それでも 広辞苑を引いたって 実像なんてありゃしないのさ
 
 
だから
 
こうすれば良かった だなんて言いたくないけど
“もしも”と後悔してしまう
“するべきだった”なんて語尾も
できもしないことを ただ強がってるだけの言葉だけど
そんな悲劇のヒーローぶってる自分なんか もう“やめるべき”なんだ
仮面を外してみれば ほら 空想より素晴らしい世界が
広がってるんだ
 
 
きっと 広がってるんだ
 
 

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