足跡
2002年6月5日昔、7つ年上の女性を 心から愛した青年がいた。
彼は未熟な己を恨み 早く「大人」になりたいと願った 16歳。
「大人」と呼ばれてもう何年経っただろう?
そう呼ばる歳になり
初めて「大人」という言葉には実像がないと知った 20歳。
どんなに経験しても 何を食べても 何を吸っても
世間の言う「大人」になんてなれやしない。
知識だけが膨張し 感情が不毛になっていくだけ....
社会や世間は 理想的な成熟した人間を「大人」と呼び
それを目指すよう 若者に強要するもの。
どうすれば大人になれるのか...そう何度も問いかけて....
結局人は子供のまま 「大人」の身分が与えられるもの。
「世の中に『大人』なんていやしない」
そう悟った 22歳。
どんなに歳を重ねても
恋や 仕事や 人生に悩むもの。
弱音も吐けば 涙も見せるよ。
俺だって がむしゃらに走ってるんだ!
カッコ悪いのは承知。
「大人」への道は一本ではない。
「大人」の形は一つではない。
良い事も 悪い事も
自分の身にかかること全てを成長の材料にして
新たな道を築こうと誓った 今の私.....
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