乾杯
2002年5月26日誰も知らない人ごみをかき分けて
黙って突き進む時の寂しさを...
自分の愛する美しきものが
醜い幻想だと知った時のような悲しさを...
いつも 冷たく閉ざされた
牢獄にいるような感覚で
君はいつも 泣いていたんだね
そばにいて 暖かいスープと人肌の温もりを
与えてあげたいけど...
僕も 暗闇の牢獄の片隅で
膝を抱えて怯えてるんだ...
だから いつかここから出られたら
温もりの伝わる 赤いワインで
乾杯しよう
いつかは ここから出られるから
そう信じて生きていくしかないんだ
だから
だから
悲しい顔をしないで...
いつか 笑顔で乾杯のできるその日まで...
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